山本徹写真

株式会社フーディソンは、2022年12月16日、東証グロース市場に上場いたしました。
これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と心より御礼申し上げます。

我々フーディソンは、「世界の食をもっと楽しく」というミッションのもと創業しました。現在は「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、バーティカルなプラットフォームを構築することで未だにインターネットの恩恵を十分に享受出来ていない水産をはじめとする生鮮流通のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に挑戦しています。

生鮮流通プラットフォーム事業は現在3つのサービスで構成されています。

  • 飲食店向け食品Eコマース「魚ポチ」
  • 鮮魚のセレクトショップ「sakana bacca」
  • 食品事業者向け人材紹介サービス「フード人材バンク」

3つのサービス運営を通じて、プラットフォームを構築してきました。今後もサービス開発を通じて、生鮮流通プラットフォームの機能拡張、強化に取り組んでまいります。

●株主の皆様との新たなつながりに感謝いたします

私にとって人生のテーマとして「つながり」があります。起業自体も社会との「つながり」を持ち幸せな人生を過ごす一つの手段であり、会社のビジョンに込めた「新しい循環」とはまさに持続的な「つながり」を指します。

私達は「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンに向かう過程で、多くのステークホルダーとのつながりを持ってまいりました。上場を機に、ステークホルダーとして株主の皆様との新たな「つながり」を持てることに感謝し素直に喜びたいです。そして株主の皆様とともに発展していくことを目指して参ります。

●上場の背景

自分自身の人生の尺を超えた100年、200年と継続する会社を創りたい、そんな思いを胸に2013年に創業しました。長期的に「生鮮流通に新しい循環を」創り出した先には、「世界の食をもっと楽しく」という壮大なミッションを追求し続けるためのチャレンジが続きます。長期間持続的に成長する会社にとって、経営陣がスムーズに移行できる体制が整備できていることが重要と考え、経営品質を一定レベルに上げることのマイルストーンとして、上場基準を超えることを創業当初から目指していました。

デジタル化が進んでいない生鮮流通には、「新しい循環を」創り出す多くの機会が残されています。株式市場に上場することで、株主の皆様と継続的に対話を通じて得られる機動的な資金調達を活用しミッション・ビジョンを追求する経営を推進してまいります。

●当面の経営方針

生鮮流通に新しい循環を創り出すバーティカルプラットフォームの創り込みに集中いたします。消費サイドで食に対する需要の多様化が進む一方で、流通を担う労働力は減少の一途をたどっています。デジタル化されたプラットフォームを生鮮流通で創り上げることで、持続可能な流通の実現に向けて取り組んでまいります。組織的にはビジョンとバリュー浸透を通じて文化の醸成を推進します。
– Think Big –
生鮮流通のバーティカルプラットフォームに前例はありません。我々が業界DXのリーダーである自覚を持ち常に「Think Big」に行動します。
– Full Commitment –
ビジョンに情熱を持ち業界の革新に「Full Commitment 」します。
– Team Means More –
業界においては我々だけでは、社内においては個人では為せる事は限られているということを理解し、関係者と「Team Means More」の精神で連携し価値を生み出します。
– With Integrity –
社会と接点をもち、ステークホルダーとつながりを持つ上で誠実さは大前提と考えます。「With Integrity」の精神で取り組めているか常に自問自答します。

ここに謹んでご挨拶申し上げますとともに、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役CEO山本 徹